熱中症の気づき方と応急処置

熱中症が増えています。熱中症は若い人でもかかります。「自分だけは大丈夫」が一番危険です。夜間寝ている時でも起こります。熱気のこもる部屋で昼寝をしても起こります。屋外での遊びや遊園地やイベントで熱中しすぎると口渇感を忘れるので危険です。バドミントン、バスケット、剣道などの屋内スポーツや観戦、炎天下でのガーデニング、密集した空間で汗をかく夏フェス、コンサートなど条件次第で人は年齢に関わらず熱中症にかかります。熱中症は自分で早く気づくことが何より大切です。


こんな時が熱中症!

  1. めまいや顔のほてり
    めまい、立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出た時。一時的に意識がふっと遠のくような症状が見られた時も。
  2. 身体のだるさや吐気
    急に身体がぐったりとしてきて力が入りにくくなった時。吐き気や嘔吐、頭痛を伴う場合もあり。
  3. 汗のかきかたがおかしい
    拭いても拭いてもどんどん汗が出る、逆に暑いのに汗を全くかいていないなどいつもと汗のかき方が違う時。
  4. 筋肉のけいれんや筋肉痛
    こむらがえりのように筋肉がつったり、ぴくぴくと痙攣する時。
  5. 体温が高い、皮膚の異常
    触ってみると皮膚の温度が熱くなっている。皮膚が赤くなって乾燥している時。
  6. 呼びかけに対する反応が鈍い、立てない、まっすぐ歩けない
    呼びかけてもおかしな返答をする、身体ががくがくひきつけを起こしている。一人で立てなかったりまっすぐ歩けない。周囲の人がこのような状態になっている時は重度の熱中症になっている可能性があります。ただちに救急車を呼ぶか医療機関へ。

三つの応急処置!

  1. すぐに涼しい場所へ移動。
    まずはクーラーの効いた室内に移動する。屋外の場合は風通しのよい日陰に移動させて安静にさせる。
  2. 衣服を脱がし、身体を冷やして体温を下げろ。
    脱がせない状況ならば、少しでも薄着にして衣服のあちこちを緩めて身体の熱を放出する。氷枕や保冷剤で首筋やワキ、足の付け根など太い動脈が通っている場所を冷やす。うちわなどであおいで身体を冷やす。うちわがなければタオルで代用してばたばたあおぐ。
  3. 水分、塩分を補給せよ。
    水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクを飲ませる。しかし、意識がもうろうとしていたり嘔吐を繰り返している時は誤嚥の危険性があるので無理に飲ませない。このような重度の熱中症が疑われるケースではただちに救急車を呼ぶ。または医療機関へ搬送する。救急車を待っている間も水分補給をしながらばたばたあおいで身体を冷やし続ける。

熱中症は軽い段階では現場の応急処置で回復する。しかし、頭痛や嘔吐、意識レベル低下(呼びかけても返事がはっきりしない)などの症状が見られたら医療機関に搬送を。甘い判断をしないことが大切。