物忘れ外来の役割と認知症の早期発見・治療の重要性
物忘れ外来への受診は「物忘れがひどくなって心配だ」という一人受診と、家族から物忘れを指摘されてご家族と一緒に受診されるケースとがあります。前者の多くは心配ないのですが、認知症でない事や脳の病気がない事をきちんと確認できれば安心して日常生活に戻れますので、検査を受ける事は大変意義があります。ご家族が心配されて受診される方は、その内容によっては初期の認知症である可能性もあります。もちろん体調不良や環境の変化、精神状態の落ち込み等で一時的に悪化していることもありますので、100%というわけではありません。その診断を行なって早期治療に結び付けるのが物忘れ外来の役割です。また、ご家族が初めて認知症と診断されてと驚いたりショックを受けている身近な方々が、今後どのように考え、どの様に支えていけばいいのか、どの様な社会的なサービスを使えばいいのか、その道筋を立ててあげることも大切と考えています。包括支援センターやケアプランセンターと情報を共有しながら治療に当たっていますので、御気軽に相談して頂ければと思います。
2019.09.13
自分や家族が認知症の疑いがあるかどうかを簡単に自己チェックできるツールです。一般的に、記憶力や認識力、言語能力、空間認知能力、計算力などの項目があり、それらについての質問に回答することで、認知症のリスクや疑いを診断することができます。ただし...
2017.02.21
ご家族から「同じことを何度もいうのですが、受診させた方がいいでしょうか」、「まだ大丈夫とは思うんですが最近少しおかしいんです」「どの時点で受診させるべきですか」といったお電話を頂くことがあります。認知症の定義はあくまで「日常生活に支障が出て...
2018.11.28
【記者】前回、先生は認知症の始まりは「物忘れ」だけでなく、「怒りやすさ」、「興奮しやすさ」といった性格の変化も重要なサインだとおっっしゃいましたが、それ以外にも早期の認知症を疑わせる徴候はあるのでしょうか。
【松田】そうですね...
2015.07.09
認知症を発症しやすくする最大の要因はもちろん老化です。2012年の統計では65歳以上の高齢者のうち認知症の有病率は約18%となっています。当然のことながら長生きするほどその確率は高まります。ではそれ以外の原因は何でしょうか。近年、ライフスタ...
2012.12.07
認知症患者の介護が難しいのは、一般の方にはその症状を理解しにくいからです。常識では理解できない症状に振り回されてしまうのです。認知症の特徴を理解しておくとうまく対応できるようになります。その特徴をまとめたものが、この7大法則と1原則です。
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