群発頭痛について

群発頭痛について

「群発頭痛」とは

数年に一度、ある一定の期間に集中して(数週間から数カ月)、連日のように(一日おきの場合もある)、同じような時間帯に(深夜や早朝が多い)耐え難いほどのきわめて激しい頭痛をきたす疾患です。

以下のような特徴があります。

  • 男女比は6対1で男性に多い病気です。
  • 平均群発期間は2カ月。平均周期は2年前後といわれています。
  • 群発期間中アルコールを飲むと必ず誘発されます。
  • 一側の眼窩部周辺、眼の奥が主に痛みます。
  • 痛みの程度は激烈で、「ナイフで目の奥をえぐられるようだ」と表現されることもあります。
  • 痛みの間はじっとしておれず、のたうちわまるような行動をとる人も多い。
  • 発作時には流涙、鼻閉感、鼻みず、結膜充血、顔面紅潮などが現れます。
  • 発作時の治療はトリプタン製剤の皮下注射、内服、純酸素吸入が有効です。
  • 中でもトリプタン製剤の自己注射は早期に治療できるため、特に有効です。
  • 純酸素吸入は毎分7リッター15分で効果が得られますがトリプタン皮下注射との併用が最も有効です。

「頭痛」関連記事

関連記事

  1. 肩こりと片頭痛 -切っても切れないその関係-

    肩こりと片頭痛 -切っても切れないその関係-

  2. 女性と片頭痛

    女性と片頭痛

  3. 片頭痛にめまいが合併する「前庭性片頭痛」

    片頭痛にめまいが合併する「前庭性片頭痛」の診断基準とは

  4. 新しい機序の片頭痛予防薬「エムガルティ」

  5. 片頭痛の自己診断法(正しく診断して適切な治療を)

    片頭痛の自己診断法(正しく診断して適切な治療を)

  6. 子供が頭痛を訴えるとき

    子供が頭痛を訴えるとき

ピックアップ記事

  1. 高齢者の頭部打撲でおこる「慢性硬膜下血腫」について
  2. 子供の「ぶよぶよたんこぶ」と「固いたんこぶ」いつ治る?
新着記事 おすすめ記事
  1. 新しい片頭痛治療薬「レイボー」の特徴
  2. 怒りっぽさが目立つ「嗜銀(しぎん)顆粒性認知症」
  3. アメリカの肥満治療事情
  4. フレイルの定義
  5. 若井克子著「東大教授、若年性アルツハイマーになる」を読む
  1. 腋窩多汗症(ワキ汗)のボツリヌス療法
  2. 新型コロナウイルス感染の正しい怖がり方
  3. 頭部打撲による「外傷性髄液漏」とは
  4. 高齢者の頭部打撲でおこる「慢性硬膜下血腫」について
  5. スポーツ顔面外傷の注意点
PAGE TOP